研究内容

身体心理学
身体の動きが心のあり方を形作ると考える心理学の領域です。心身の両方にまたがる反応 (レスぺラント反応) である呼吸、表情、姿勢、対人空間、対人接触などに着目して心身相関を研究し、「心身一如」の人間理解を目指します。
東洋的実践
武道、伝統的ヨガ、笑いヨガ、瞑想、速読法など、東洋の身体的実践 (ボディワーク) について、それらによる心身への効果とその機序を、心理的、生理・内分泌的、行動的レベルで明らかにするための研究を行っています。
ソマティック心理学
西洋の心理療法や神経科学の流れをくみ、「ソーマ (身)」と「サイキ (心)」の統合としての人間を研究する心理学です。タッチセラピー、ダンス・ムーヴメント、トラウマ治療などの種々のソマティックス (身体技法) の実践と研究も行います。
マインドフルネス
近年学術的、社会的注目の大きく高まっているマインドフルネスについて、健常成人や臨床群を対象としたさまざまな文脈での介入・実践や、種々の心理的特性や生活習慣との関連など、多くの視点からの研究を行っています。
東洋的心身論
身体性を基礎にした修行や稽古などの実践によって、心と身体を分けて考える分析的な世界観を脱し、それらが区別されず一体不可分となる「心身一如」の境地に至ることを理想とする、西洋的な心身二元論とは対照をなす心身論です。
補完代替療法
東洋的実践に含まれる治療的な要素を体系化したもので、整体、鍼灸、断食、自然食、薬膳、養生法など、古くからの民間療法を含めて多くの種類があります。心身症や不定愁訴の緩和療法、根治療法になる要素が含まれていると考えられます。