ようこそ宮田 "心身論" 研究室へ!

宮田研究室 では、身体心理学/ソマティック心理学、マインドフルネス、東洋的心身論を中心に、「心と身体」をテーマとした学際的な学問領域を研究しています。特に、東洋的な実践 (ボディワーク) による心身変容とその機序、およびそれらの臨床応用に注目しています。具体的には、武道、伝統的ヨガ、笑いヨガ、マインドフルネス瞑想、朴-佐々木式速読法、伝統芸能などの実践、およびそれらと関連する心理特性について、主に心理学の調査、実験、介入の方法による研究を進めています。


近年は、整体/断食/食事療法、ソマティック精神科学/養生法、トラウマケアのソマティック心理療法などの治療的介入や、東洋医学/伝統医学と心理学の関連についての研究および臨床実践にも注目しています。


当研究室では、大学院生 (修士課程・博士後期課程)、科目等履修生、博士研究員を募集しています。大学院生・ゼミ生の研究テーマは、それぞれの関心に応じて、情動・感情、思考・認知、生理・内分泌、精神疾患、パーソナリティーなどの領域を広く受け入れています。

ごあいさつ

宮田研究室のホームページへようこそ。宮田研究室では、「心と身体」とその健康をめぐる幅広いテーマをともに学び、研究していく仲間を募集しています。東洋的実践は、体験し知れば知るほど深みや味わいのある人間の智慧の体系ですが、現代社会では科学的根拠に乏しいとみなされがちな側面もあります。当研究室では、正統な実証研究を積み上げ、そうした実践に学術的根拠を与える研究を行っています。またこうした実践には、私たちの誰もが日常に有益に取り入れられ、心身の疾患や不定愁訴の緩和療法となる側面もあります。汲めども尽きない魅力に満ちた「心身論」の世界を、ともに愉しく学び、実践していきましょう。皆さんのお越しを、心よりお待ちしています。

研究内容

宮田研究室では、身体心理学やマインドフルネスの分野を中心に、主に東洋の身体的実践による心身変容の心理学的、神経科学的機序と健康への応用に関する研究を行っています。また、心身の健康や幸福感とマインドフルネスに関する基礎的研究や、身体ベースの心理療法、東洋医学・伝統医学と心理学の関連などに関する研究も行っています。このような東洋の実践知と西洋科学の融合から、心の科学の新たな地平としての「霊性科学/東洋科学 (spirituality science/Eastern science)」の確立を目指すことが研究室の究極の目標です。