ブログ

ゼミ2026.03.25

現代人間論系の2025年度学位授与式を開催しました。

3月25日は、午後に現代人間論系の学位授与式も行われました。昨年度に引き続いて、教室主任を務めている関係で、私から卒業生の皆さんへのお祝いの挨拶をしました。


学問について学んだり考えたりする機会は、卒業生の方が社会に出て実務に従事するようになると、あまりなくなっていくのかもしれません。しかしだからこそ、大学で学問研究に触れたことの意義を改めて思い起こしてほしいと思い、私から卒業生の方にいくつかのお話を伝えました。


知があまりに細分化している現代だからこそ、全体性への再統合の視点が重要になること(ササラとタコツボ)、学問は研究対象というよりも研究の「方法」の部分が重要な要であること、実益に資する応用知だけでなく、知的好奇心に駆動された探究による純粋知が本来的な学問の本質であること。


現代は生成AIや動画コンテンツ、SNSなどが隆盛を極めている時代で、腰を据えて、自分の頭と身体を使ってひとつの物事を追求するような機会は大幅に減っているのかもしれません。だからこそ、大学という場で触れえた学術研究の世界は、卒業生の方にとって何物にも代えがたい貴重なものだったのではないでしょうか。


私のゼミからは、今年度も無事に4年生11名が卒業できましした。ゼミの3年生からも、卒業生への記念品を用意してくれました。また卒業生の方からも、私にリコーダーの形のネクタイピンをプレゼントしてもらいました。

改めて、ご卒業おめでとうございます!

この記事を書いた人
宮田 裕光
Hiromitsu Miyata

最新ブログ

キーワード