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日本マインドフルネス学会第11回大会で3件の発表を行いました
2024年10月26-27日に、今年度の日本マインドフルネス学会の年次大会が開かれました。今年は初めて慶応大学三田キャンパスでの開催でした。
三田キャンパスは、私自身も2009~2012年に日本学術振興会のポスドク時代に所属していました。現在は当時の東別館も無くなったり、様々な変化はありますが、懐かしいキャンパスと街並みです。
宮田研究室からは、3件のポスター発表を行いました。茶の湯(茶道)についての研究は、東洋哲学がご専門の櫻本先生が2024年度から現代人間論系に着任されたことをきっかけに、最近半年ほどで行ったものです。これまでに、茶の湯の「盆略点前」の体験前後における「状態マインドフルネス (state mindfulness)」や「非二元論的気づき (nondual awareness)」の変化についてのデータが得られました。
今回の大会は、臨床医学へのマインドフルネスの応用が中核的なテーマの一つになっていましたが、こうした日本の伝統的実践、ボディワークに着目した研究も、引き続き展開していきたいと思います。
宮田 裕光・櫻本 香織・石川 遥至 (2024). 茶の湯の実践体験による状態マインドフルネス、非二元論的気づき、および気分状態の変容──ランダム化比較試験による変容── 日本マインドフルネス学会第11回大会 P-05 東京都港区 慶應義塾大学三田キャンパス 2024年10月26─27日 (2024年10月26日発表) (査読あり)
細淵 翔子・宮田 裕光 (2024). 特性マインドフルネスが感情抑制と心理的健康の関連におよぼす影響──横断的研究── 日本マインドフルネス学会第11回大会 P-09 東京都港区 慶應義塾大学三田キャンパス 2024年10月26─27日 (2024年10月26日発表) (査読あり)
上野 かさね・宮田 裕光 (2024). 注意集中を要する課題を用いたマインドワンダリングの制御──ランダム化比較試験のプロトコル── 日本マインドフルネス学会第11回大会 P-25 東京都港区 慶應義塾大学三田キャンパス 2024年10月26─27日 (2024年10月26日発表) (査読あり)
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